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教えて、先生!

No.020先生方のアドバイスのような育児をしてきませんでしたが、まだ間に合いますか?

Q.

これまでの「教えて、先生!」に書いてあるような育児をしてきませんでした。もう手遅れでしょうか。これからでもまだ間に合いますか?

教えてくれるのは>>>鈴木 みゆき先生(国立青少年教育振興機構理事長、医学博士)

A.

大丈夫、遅すぎることはありません。ぜひ今日から、できることから始めてみてください。

生活リズムの話をすると、「もっと早く聞きたかった」「今さらもう遅い・・」という声をよく聞きます。

確かに一部のホルモンには人生のある時期に分泌のピークを迎えるなどの事実はありますが、一生のうち他の時期に出なくなるわけではありません。ヒトの一生は長いので、脳の発達もある一点で止まるわけではありません。ぜひ今日から、そしてできることから始めてみてください。

例えば朝、カーテンを開け<ようよう白くなりゆく*『枕草子』より>光を入れると機嫌良く目覚められるといわれます。もちろん早寝することが前提です。寝る時刻、TVやゲームの時間、この時刻と時間は親子で決めて実行しましょう。朝夕食の時刻も親の都合であまりずれ込まないようにしたいですね。

生活リズムの改善は「親子で決めたこと」を実行するところから始まります。一日の生活で、起床時刻・朝ごはんの時刻・おやつの時刻・夕食の時刻・寝る時刻と共に、TVやゲーム・勉強・遊びの各時間を決めて定点を作っていくとよいと思います。

まずはできるところから・・でそのリズムがきちんとしてくると昼間脳が覚醒し学校や家で学んだことが、夜ぐっすり眠ることで記憶され、脳と体の疲れも癒されるという良い循環になってきます。遅すぎることはありません。ぜひ今日からできることから始めていきましょう。

鈴木 みゆき先生のプロフィール

元和洋女子大学人文学群心理・社会学類 人間発達学専修こども発達支援コース教授。平成29年4月から現職。

永く大学での保育者養成に携わりながら、子供の成長発達とその環境や生活習慣に関する研究を続け、特に生活リズムの乱れに対する問題意識から、子供の生活リズムの改善・確立のために「子どもの早起きをすすめる会」発起人となり、全国で保護者や指導者向けの講演等啓発活動を行ってきた。

その他、雑誌やTVなどの育児相談等も多数。幼稚園・保育所で子供と遊ぶ手遊び・リズム遊びの創作も手がけ、NHK「みんなのうた」、「おかあさんといっしょ」等にも詞を提供。

主なご著書
「早起き・早寝・朝ごはん」芽ばえ社、
「早起き脳が子どもを伸ばす」 (共著)けやき書房 他多数

※プロフィールは平成30年(2018年)3月現在のものです。

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