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教えて、先生!

No.001授乳中の赤ちゃんの睡眠リズムはいつから作れるの?

Q.

まだ夜中に授乳していますが、何ヶ月くらいから睡眠のリズムを作れますか?

教えてくれるのは>>>神山 潤先生(東京ベイ浦安市川医療センター長)

A.

昼夜の区別がつくと、生活リズムが整ってきたと感じます。
個人差はありますが、多くの赤ちゃんは生後1~4ヶ月頃。授乳のタイミングも大切です。

昼夜の区別がつくと、生活リズム(睡眠-覚醒リズム)が整ってきたと感じます。個人差はありますが、赤ちゃんの多くは生後1-4ヶ月頃に生活リズムが整うようです。「お産間近のお母さんが夜早く寝ていると、生まれた赤ちゃんも夜によく眠る」ことが結論付けられた研究があります。

また生後6カ月になっても昼夜の区別がついていない赤ちゃんについて相談を受けた事がありますが、よく伺ってみると、この赤ちゃん、生まれてからこの方家からほとんど出ていない事が分かった事があります。赤ちゃんがお腹にいる時期からいつも昼は明るく賑やかで、夜は暗く静か、という事が赤ちゃんに伝わるように心掛けていただければと思います。

また「食事」はヒトも含めた動物の生活リズムに大きく影響します。ある時刻に食事をするとその時刻を脳が覚えているのです。規則正しい食事は生活リズムを整えるうえで大切なのです。でもだからと言って「夜中の授乳は絶対ダメ」と申し上げるつもりはありません。夜中ぐずった赤ちゃんがおっぱいや哺乳瓶を一寸含んで安心してくれる事まで「ダメ」と言うつもりはありません。

お母さんにも赤ちゃんにも無理のない毎日が何より大切です。ただ毎晩夜中にたっぷり授乳をしていると赤ちゃんがその事を覚えて、授乳時刻が近づくと泣いてせがむかもしれません。赤ちゃんは賢いのです。赤ちゃんの授乳の1回量は次第に増えます。また赤ちゃん続けて眠ることが出来る時間も次第に長くなります。寝る前のたっぷり授乳で生活リズム作りが順調にいくといいですね。

神山 潤先生のプロフィール

神山 潤先生(東京ベイ浦安市川医療センター長)

早起き・早寝の大切さと夜更かしの危険、生活習慣と子供の発達などについて、全国で講演会など啓発活動を行っている。「子どもの早起きをすすめる会」発起人のお一人。

主なご著書
「早起き脳が子どもを伸ばす」(けやき出版)、
「『夜更かし』の脳科学~ 子どもの心と体を壊すもの」(中公新書)、
「ねむり学入門」(新曜社)、
「四快のすすめ」(編 新曜社)ほか。

公式ウェブサイト http://www.j-kohyama.jp/

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