ページの先頭です
Menu
文字サイズ
地域の取り組み

東京都内の自治体や団体等の取り組みを紹介します

[ 21年度の事業 ]

★子供たちを健やかに育てるために、地域と共に事業をつくる
上板橋健康福祉センターの取組(板橋区/平成21年8月)

その2・《『早起き』して自然発見! 城北公園でセミの抜け殻を探そう!》

地域に密着した、楽しい啓発事業の実施 ~夏の自然観察は「早起き」で夏休みも中盤にさしかかった平成21(2009)年8月4日、上板橋健康福祉センターで「早起きキャンペーン」事業の一環として、子供たちの生活リズムや 生活習慣について親子で気づき見直してもらおうと、「早起きして自然発見! ~城北公園でセミの抜け殻を探そう!」が開催しされました。
同センターでは、こうした啓発事業を、地域の住民や団体、商店街などと連携・協力するなど、地域に密着して進めています。今回の事業は、「板橋区立エコポ リスセンター」と共催で、「城北公園四季の会」のみなさんや、食育ボランティアの方の協力を得て、区内在住の3歳から小学生の子供と保護者を対象に実施しました。

セミの抜け殻探し ●いざ、「セミの抜け殻探し」へ!
朝9時過ぎ、虫かごや水筒を持って親子がセンターに集まってきました。小学校入学前のお子さんもたくさんいます。
自然観察の先生「城北公園四季の会」のみなさんの紹介に続いて、「セミの抜け殻探し」の資料が配布されました。
次に、出発前に体をほぐすストレッチ体操をして、お天気が少し心配なので雨ガッパや傘も準備して、さあ、出発です。
就学前の子供たち、小学生低学年、高学年と3つのグループに分かれて、都立城北公園に向かいます。
セミの抜け殻探し 「セミの抜け殻はどんなところにあると思う?ヒントはセミがいるところ」「セミは木に止まっているよ!」「そうだね、セミは幼虫の間は土の中のおうちにい るから、木の根っこの近くに穴があったら、それはきっとセミのおうちだ。そこから木によじ登って殻を脱ぐ。だから抜け殻を探すには、地面に穴が開いている ところの近くの木を探すといいよ」。先生にそう教わってから、子供も保護者も抜け殻探しに夢中!虫かごはあっという間に抜け殻でいっぱいになりました。



セミの抜け殻探し 「幼虫の間は土の中で育つから、全部アスファルトになったら困るね、公園の土は大事だね」「でも、災害の時は避難所になるから車が入れるように舗装してあ るところもある。人間と自然は上手に付き合うことが大事だね」。子供たちは自然からいろいろなことを学びます。公園には、セミの抜け殻のほかにも若いぎん なんの実や鳥の羽など、いろいろなものが落ちていて、いろんな生物や植物が住んでいることもわかります。
センターと公園の往復の道中でも、子供たちは不思議なものを見つけたらどんどんボランティア先生に聞きます。その素朴な質問に一つ一つ丁寧に答える「城北公園四季の会」のみなさん。地域の大人とのふれあいの機会にもなりました。

●楽しく学ぶ「早起き・早寝」
センターに戻って、麦茶をいただき一服した後は、保健師さんの「早起き・早寝」のお話を聞きました。まず最初にクイズです。「早く起きると何が起きるで しょうか?」「はーい!仮面ライダーになれる~!」(・・・そうだといいですね)、「はーい!大きくなれる!」。早起きをすれば一日のリズムが作れること や、朝の光を浴びると「セロトニン」という大切な脳の神経が育つことを教わりました。早く寝ることも大切です。メラトニンという大切なホルモンは5歳まで に一番たくさん出るのですが、夜暗くして寝ないと出ません。「では、早く寝るためにはどうしたらいいでしょう?3つの中から選んでください。①おまじない をする、②早く起きる、③ゲームをする、さあ、どうすれば早く寝られますか?
 テキストとして、都教育委員会が作成した「そうだ、やっぱり早起き・早寝!」が配られました。「生活リズムチェックカレンダーとシールも付いていますから、おうちで楽しく使ってくださいね」と保健師の先生から説明がありました。

楽しく学ぶ「朝ごはん」

楽しく学ぶ「朝ごはん」と、バナナジュース作り ●楽しく学ぶ「朝ごはん」
次に、食育推進ボランティアの方からエプロンシアターや紙芝居で「朝ごはんの話」がありました。 くいしんぼうの怪獣くんが、好きなものばかり食べ過ぎてお腹が痛くなってしまうお話しなど、子供たちも真剣に、そして楽しそうに聞いていました。
続いて、センターの栄養士の先生の指導で「つくってみよう!手もみジュース」、簡単にできるバナナジュース作りに挑戦です。 やや厚めのポリ袋に、半分に切って皮をむいたバナナと牛乳100ccを入れて、少し空気が入った状態で袋の口を結び、袋の外から約1分間手で揉みます。多 少くだものの形が残るくらいが目安だそうです。牛乳とバナナをなじませればできあがりです。ポリ袋の角をはさみで切って、グラスに注いでいただきました。 栄養士の先生からは、朝ごはんの役割についてのお話もあり、先生から教わった「朝ごはんで『スイッチ・オ~ン!』」を、みんなで大きな声で言ってみまし た。

●歯みがきも忘れずに!
最後に、センター歯科衛生士から、「夏休みも生活リズムを崩さずに。毎日の歯みがきも忘れずにね」というお話と一緒に、歯みがきをしたら色を塗る“歯みがきチェック1週間シート”も配られました。

●地域のボランティアの協力と工夫が楽しい事業を生む
9時半から12時まで、公園に行って、お話を聞いて、バナナジュースを作って、と盛りだくさんの内容でしたが、あっという間の楽しい講座でした。やっぱり早起きをすると楽しいんだなと、参加してくれた親子の皆さんも思ってくれたことでしょう。 持ち帰ることのできる教材も配られたので、家庭でも生活リズム、生活習慣に気をつけて過ごしてもらえることと思います。  センター職員の皆さんのやる気と工夫により、地域のボランティアのみなさんの協力を得て、小さな子供と保護者が一緒に楽しみながら学べる事業ができました。


★地元商店街と一緒に子供の『早起き』を応援するイベントに取組む!
板橋区上板橋健康福祉センター(板橋区/平成21年8月)

~子供たちを健やかに育てるために、地域と共に事業をつくる・その1~
《地元商店街と一緒に子供の『早起き』を応援するイベントに取組む!》

●「子供の早起きイベント」実施

子供の早起きイベント!スタンプラリー  平成21(2009)年の夏休み、「子育て支援をしていきたい」という商店街と、「地域に根ざした活動を行なっていきたい」という上板橋健康福祉セン ターが話し合いを重ね、共催で「子供の早起きイベント!スタンプラリー」を実施しました。子どもが商店街の店舗で「早起きクイズ」に答えて、スタンプを3 つ集め、商店街の朝市へ来ると景品と交換してもらえるという企画です。景品の交換時間は、朝6:30から7:00の間で、ここが早起きのポイントです。
景品を渡すときに、センターの職員が、生活リズムチェックカレンダーがついている東京都教育委員会発行の小冊子「そうだ、やっぱり早起き・早寝!」を配 り、早起きの大切さを説明しました。また、あわせて地域の住民に健康福祉センターのPRをするとともに、血圧測定や保健師、栄養士、歯科衛生士による健康 相談も実施しました。
なお、景品として、東京都教育委員会の「家庭教育支援情報ネットワーク」会員の株式会社日本マクドナルドから、運動遊びに使える小さなボールを提供していただきました。

●子育て支援のまち・上板南口銀座商店街

ショップでは全国の産物なども販売  「上板南口銀座商店街」は、東武東上線上板橋駅の南口から川越街道までの地域にあり、地元の住民とのつながりを大切にした商店街の活性化に取り組んでいます。 上板南口銀座商店街振興組合の木田理事長、比留間副理事長に、お話を伺いました。
「決して大きくはない商店街ですが、人情味のある地域だからこそ人のつながりを大切にする商店街でありたい、地元の付き合いを大切にしたい。そんな思いで、活性化について話し合い、店で待っているのではなく、地域とつながるために地域に出て行こうということになりました。
商店街には『子育て地蔵尊』というお地蔵様がいて、縁日もたちます。この地蔵尊を街のシンボルにして、子育て支援をコンセプトに商店街活性化事業を始めました。お地蔵様には、公募により『まもりん坊』という愛称をつけました。
最近は、地元で買い物をするお客さんは高齢者と、お子さんのいる若い世代が中心です。お年寄りや子供を大切にする商店街でありたいと思っています。この 地域に住み続ける人たちがみんなで子供を見守ることができたら素晴らしいことです。どうしたら子育てを支える商店街になれるだろうかと考えました。
商店街には、本屋さん、床屋さん、雑貨屋さん・・・いろいろな事業主がいて、いろいろなアイデアが出されることが強みです。現役で商店を経営しているみ なさんで、地元の子供たちが参加できる事業を手作りで行なってきました。七夕まつりには地元の小学校の子供たちに短冊を作ってもらって飾り付けたりもしま した。
また、商店街の一角に、板橋区の協力のもと、地元商店街が協力して運営しているアンテナショップ『とれたて村』があります。ここでは、『安心・安全な生 産物を地域に提供する』というコンセプトで、全国各地の地方都市と交流して農産物を販売しています。「とれたて村」から、区の教育委員会が野菜を購入し、 区立全小中学校(76校)の給食に新鮮・安全な食材を導入して食育を推進する23区で初の取り組みも行なわれています。
子供たちにも小さい頃から“自然の美味しいもの”を食べて欲しいと思います。これも食育・消費者教育とも考えていて、広い意味で子育て支援の一つになっていると思います。」

●地域で連携して子供の育ちを支援する

早朝から景品交換!(左から比留間副理事長、健康福祉センター職員、木田理事長) 「商店街の事業は、ようやく地域に定着してきました。目先のことだけを考えると何もできなくなってしまいます。ゆっくりではあるけれど、こうした地域と一体となった取組が商店街を活性化させるのだと思います。
今回のイベントで、行政と商店街の垣根がなくなってきたと感じます。地域のために、子供たちのために、もっと交流していきたいし、区の施設もより開かれたものになってほしいと思います。」と木田理事長。
行政と地域の連携、地域の教育力を活かした事業例など、地域で子供の育ちを支援するために参考になることが多い事例です。


★子供たちの生活習慣育成のCDができました!(台東区/平成21年6月)

下町台東の美しい心づくり“早ね早おき朝ごはん”の歌『しっかり☆朝ごはん』

台東区では、家庭・学校・地域が一丸となって子供たちの豊かな心を育む取り組みとして平成16年度から『下町台東の美しい心づくり』を展開しています。
その中で、「早寝早起き朝ごはん」についてもさまざまな啓発を進めていますが、このたび、子供たちの望ましい基本的生活習慣の育成や、生活リズムの向上に役立ててもらおうというねらいでCDが作製されました。
今回のCDになった歌は、平成20年度台東区心の教育推進区民大会で発表された「歌う桃太郎 ~早ね早おき朝ごはん~」の劇中歌です。マーチのリズムに 乗って「朝ごはんは元気のもと、幸せのもと!」という力強いメインメッセージ。続いて、『朝ごはんをしっかり食べるには 早起きしないと食べられない、早 起きするには前の夜に 早寝しないと起きられない』と、当たり前で単純なこと、だれもが「そうだよね」と思うことを改めて教えてくれます。わかっているけ れど難しい、でもそれが元気のもとなんだよ!と、応援されているような気持ちになります。簡単な歌詞とメロディなので、子供たちも一緒に歌えそう。幼稚園 や保育園などをはじめ、家庭や地域で「早ね早おき朝ごはん」のリズムが広がり、子供たちがますます元気になることが期待されます。
このCDは、都内の全区市町村教育委員会にも参考として提供されています。詳しくは、台東区教育委員会青少年・スポーツ課 青少年育成担当(電話 03-5246-5822)まで。

台東区教育委員会CD しっかり朝ごはん

ページの先頭に戻る